電車から外を眺めると、ひとつの小学校が。

そして1人のぼっちが。

やっぱり今も体育で「はい、2人組作ってー」ってあるんですね。確かに柔軟体操はじめ1人よりも2人の方が何かとやりやすかったりするのは間違いないのですが、こんなのはあんまりだよ…。

大学に行ってて思うけど、教職課程をとってる人ってなんだかリア充が多いんですよね。この人「2人組作ってー」で苦しんだことなさそうだなみたいな人が多い。

つい最近も私自身2人組を作ることが出来ないため参加しずらく休んだ説明会があるのですが、それでも良い歳なので竹のようにしなりながらかわせるわけですよ。竹のように真っ直ぐには育たなかったけど。

でも、小、中、高校生は余程屈強な精神力か悟りの域に達していない限り結構な割合で傷ついてしまいます。だからこそこの年代の子供達にはある程度緊張感を持って接するべきだと思うわけなのですが、前述のような方々は「うぇーい」と言ってれば皆仲良くなれると思っている節があります。

多分彼らの中には

A:「うぇーい（最近どうよ？）」

B:「うぇーい（試験がそろそろなー）」

A:「うぇーい（あーそろそろか。でも終わったら夏休みだし頑張ろうぜ）

B:「うぇーい（そうだなー）」

A,B:「うぇーい！」

って感じで会話が成立してるのでしょうが、私にはわからない。

動物や昆虫の世界でも、いじめられっこを排除したらこれまで別の人がいじめられるみたいな話もあるようですが、少しでも弱い人の気持ちがわかる人が先生になり、このぼっちの再生産を止めて欲しいなと願うばかりです。