釘宮病患者を理解するために必ず押さえておきたいアニメ3選

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「ヤンデレの 根深き愛に 住みかねて 冷たい君の ツンデレ恋しき」

全国の釘宮病の皆さん、こんにちは。

遅ればせながらゼロの使い魔の作者、ヤマグチノボル氏を追悼して、釘宮病について考えてみたいと思います。

 

正式名称「釘宮ウィルス過敏性大脳皮質炎」

アンサイクロペディア先生によると、不治の病とされており、患者数は日本国内だけでも100万人いると言われ、加速度的に増加していて、ひとたび発症すれば「ツンデレ」、「ロリ」(妹属性も含まれる)、「貧乳」への依存、釘宮ボイスで「うるさいうるさいうるさい」「バカ犬〜!」「バカバカバーカ!」といった幻聴が聞こえ、場所を選ばず「くぎゅうううううう」と叫び出す(末期患者に共通して多い)それはそれは恐ろしい病気とのこと。

感染ルートは3桁を越えるが、中でもS型、L型、N型の3種をまとめて「三大感染源」と呼んでいる。下記はその中でも重度のN型に感染してしまった患者の叫び。

ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!

あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!

あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん

んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!

間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!

小説12巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!

アニメ2期放送されて良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!

コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!

ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…

ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!

そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!

この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる?

表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!!

アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!

いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!

あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!

あっあんああっああんあアン様ぁあ!!シ、シエスター!!アンリエッタぁああああああ!!!タバサァぁあああ!!

ううっうぅうう!!俺の想いよルイズへ届け!!ハルゲニアのルイズへ届け

しかしながら一般的に本病気は理解を得にくく、大方の人々にとって罵られつつも恍惚の表情をする患者達の姿まさに2000年代を代表する「ヲタク」の姿そのもの。

だがちょっと待ってほしい。果たしてそれは事実なのだろうか?

釘宮病の世界を知らない私たちに彼らを非難することが果たしてできるだろうか?

 

そこで今回は釘宮病患者を理解するために必ず押さえておきたいアニメをご紹介いたします!

 

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三大感染源の1つ、S型と目されているのが「灼眼のシャナ
私のひきこもり生活最盛期であった2005年から開始した本アニメは、「ある一部の強烈なファン」に支えられたこともあり2クール×3期という常軌を逸したような長期間に渡って放送され、\くぎみーかわいいよー/なんて言いながら3期目の最終回を観終えた日には放送開始から7年の歳月が経っており、「7年経っても何も変わっていない」現実を思い知らされるというニートの涙なくしては語れないアニメ。

ストーリーはというとラノベが原作という事もあり異能力SF且つ、シャナを支える主人公は特殊能力持ちと厨二ならば間違いなく嵌るであろう内容。加えて釘宮病患者の皆様にはシャナちゃんがひたすら罵ってくれるのでただのご褒美である。

また、番外編としてシャナが手のひらサイズになり原作をひたすらレイプするという回もあるが、やはりこれも患者にとってはご褒美。

これでブヒれる人は素質あります。

 

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こちらも三大感染源のひとつ、L型の元となったアニメ「ゼロの使い魔

灼眼のシャナ同様に「ある一部の強烈なファン」による熱烈な支持により1クール×4期とこれまたわけのわからないくらい長い期間に渡って放送されました。先の患者の発狂文も本アニメから感染したと推測されています。

ヤマグチノボル氏が手掛けたラノベが原作となっており、ストーリーはというと、周囲から無能(「ゼロ」)と称されてきたルイズ(上図写真)が使い魔を召喚した際、一人だけ異世界から人間(主人公)を呼び出してしまう所から始まるこれまた異能力SF作品。やっぱり主人公は特殊能力持ちとシャナに続き厨二病大歓喜。

但し罵倒っぷりはシャナを越えており、2期のED曲を釘宮自身が歌った際には患者が大量生産された。(下記、2期ED曲)

\我々の世界ではご褒美です/

 

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最後も三大感染病のひとつ、「N型」の感染源となったアニメ「ハヤテのごとく!

原作は少年サンデーでも絶賛連載中の同タイトルの漫画。

これもまた「ある一部の強烈なファン」がいる関係で非常に長い事放送が続いており、1期目が4クール、2期目が2クール、3,4期目が1クールと計8クールにも及ぶ。

借金に追われた主人公のハヤテが、ひょんなことから財閥のご令嬢「ナギ」の執事となって暮らし始めるというコメディ作品。執事と令嬢という関係性から合法的に罵る事が出来るという事もあり絶好調。途中からナギの中にハヤテへの恋心が芽生えた辺りからが本領発揮。

加えて、前述の2作品が深夜アニメだったのに対し、本作品の一部期間では休日の朝に放送されたことから、これまでと違った年齢層の釘宮病患者が発生することとなった。大参事である。

 

  • まとめ

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(左から三大感染源の「ナギ」「シャナ」「ルイズ」)

いずれも貧乳、極度のツンデレ(実在したら精神病棟で隔離されるレベル)、「ある一部の強烈なファン」という点で共通しているが、悲しいかなアニメはそれなりに面白かったりします。

理解しようと試みて感染せぬようお気を付けください。